「カチャッ。」

「??…今、何処かの鍵が開いたような音が…」

ジョーと冴子は音のした方へ目を向けた。

「…?…このショーケース…少し動いたような気が…」

ジョーはそう言いながらショーケースに歩み寄り触れてみると…

「ガガガガ…」

「…こ、これは…」

ショーケースが横に動きその下に隠し部屋へと続く扉が現れた。