「…初めまして、僕の名前は赤澤祐二朗…ちなみに…１階にいるキミはホントは何者なんだい？…とても興味深いなぁ。…模倣犯だなんて…でも…これでチェックメイトだ。」

２階から拳銃を突き付けられたままの月影成一の名を名乗っていた男達はジョーと冴子に向けていた拳銃を下ろし、床に落とした。

すると、橋本大輔の名を名乗っていた男がジョーに…

「…なんだよ、お前ら…探偵同士って交流なんてないんじゃないのかよ、普通…」

そう投げ掛けるとジョーは…

「…なに言ってんだよ。アンタ…昨日、食堂でオレに言ってたコトをもう忘れてしまったのかよ…」

そう逆に投げ掛けた…

「…昨日、食堂で？？…俺…なにを言ったんだ？」

「…そうか、たいして考えてもなく言ってたんだな。ちなみにその時にアンタがオレに言ったコトは…」