そんなことをうだうだ考えてたら
外はもう真っ暗だった。

「やばっ!!!早く帰んなきゃ!!!」

バタバタと廊下を走ってたら・・・


ドンッッ!!!∑

「きゃぁっ!!」
「うおっ!!」

誰かとぶつかってしまった・・・

「ごっ・・・ごめんなさい・・・!!!
あたしの不注意でっ・・・」

「ん・・・いや、大丈夫」

バキ・・・

「え・・・?」

ばき・・・?

「あぁーーー!!」

叫ぶあたしの足元には
ぶつかった相手のめがねが
バッキバキに壊れていた。

「ごごごご・・・ごめんなさいーー!!!」

「あー大丈夫。これダテめがねだから」

「え・・・?」

ダテ・・・?

あたしは相手の顔を見てみた。