「おす。」昨日の事も聞かずに、不機嫌そうに挨拶をすると、「ありゃ!どーした?りゅう!なに落ちてんだ?マキちゃんと喧嘩でもしたのか?あ・そう言えばさっき監督に会ったよ!まだ監督、駅まで歩きで行ってんだな!なんでチャリ乗んないの?運動不足解消の為?すげーよな!お前ん家から歩くと20分はかかるだろ?」携帯をイジリながら話す明は昨日の事をイジってほしそうにしているのが分かった。
「ああ親父に会ったんだ!チャラチャラすんなって言われなかったか?あ・昨日どうだったの?なんも報告なかったけど・・・?」イジってやった。
「いやぁ~俺、好きになった・・・」え?早くないですか?昨日、一日で何があったんですか・・・?
「は?なに?どこまでいってるわけ!?」さっきの出来事が吹っ飛んでいった・・・。