「俺はいつでも美希を待ってる。」
『…ん。』
「愁弥が嫌いになったら俺に乗り換えろ！！」
『嫌いに…ならないもん…。』
「俺、美希の笑った顔が好きだった！！」
『笑った…顔？』
「ぉう。いつも笑ってる美希が好きだった！だから最後に俺に最高のスマイルをちょうだい？」
『最高の…スマイル？』
私を笑わせようと凪君は変な顔をした。
『あは…あははｯ！！』
堪え切れなくて私は笑った。
それを見て凪君は微笑んで
「その笑顔を忘れるなよ！どんなに辛い時だって笑ってればいつか幸せになれる！」
『うんっ！』
凪君…
ありがとう！！！
