『ん~ッ!!』



「美味いだろ?高級品だからぁ~。」




『えッ?そ、そうなの?』




「ククク…。いーよ。お前の食べてる顔見てるだけで俺、腹いっぱい…」




とか言いながら何気に食べてる愁弥。




苺をかじる真っ白い歯。




笑うと目が細くなっちゃう所。




写真撮りたい…。



「ねぇ?」



『ぁへ?』



「…プッ。ホント見てて飽きねぇ奴。」




『な・なな…。』




「…と、俺の顔ジロジロ見るな!照れるから!」





『はぁい。』




胃炎なんて、愁弥の顔見てればすぐ直っちゃうよ。