次の日。



しっかり手を繋いで記者会見に臨んだ。



お互いのキモチがずっと繋がってるみたいに。




会見はそんなに重苦しい空気の中ではなく



明るいふいんきだった。



あの時と同じフラッシュ。



私は手に汗をかいてきた。


落ち着きをなくした。

けどね?



愁弥が大丈夫だよ、って思ってるみたいに固く握り締めてくれた。



大丈夫。



愁弥がいるからね。