『嘘はだめだよ?だってあの写真は…。』



「俺んちに来てたんだよ。彼氏とケンカして。」



『そうなの…?』



「そうなの。俺が愛してんのは美希だけ。」



まっすぐな目で私を見つめた。


吸い込まれそうな黒くて大きな目。



ギュッ…。



ドラマ以外で初めて抱き合った。



その時私の耳元で愁弥は私にこう言ったんだ。





「俺と…付き合ってください。」






とろけちゃう位甘い声で。