「美希ッ!」



ガシッ



誰かがカッターを持ってる手を握った。



強く、強く……。



『…いたい。離して…。』



「自分で死のうとするなよ!まだ4ヶ月残ってるだろ?俺を一人にするんじゃねぇよ!」



『……。愁弥…?』



私の手首を握り締めていたのは



愁弥だった―――――――――――。