愁弥は私を人気のない遊園地の裏の方に連れて行くと


私の手を離した。


『ちょっ、何すんの?あたし帰るッ!』


「ばっか。お前に話があって呼んだんだよ。」


『あたしに話すことなんて何もないしっ!』


「俺、お前の事マジになっちゃったから(笑)」


『はぁぁ?勝手になっててください。』


「だから付き合って?」


『知るかぁ!』


ゴスッ


「――――――――ッてっ…ちょっ待てよっ!!!」


昨日と同じところを蹴ってやった。


『あんなヤツ知るかぁ。』