響ゎ私に気付いてない。

このままリビングから出ていこうかと想ったけど、

「初めまして。梓とお付き合いをさせて頂いてます、桜木響です。」


響がこっちを見た。


「あ…ず…!!」


バレた……。


すごく驚いた顔をしてる響。


ムリもなぃよね、梓の姉が私なんだもん。
気まずいよね。