響………



心臓が高鳴りだした。

響は私に気付いてはないみたいで
安心した。

久しぶりに見る響は
またかっこよくなっていた。


あんなにかっこいいんだから
彼女もいるんだろうなぁと
想っていたら、
案の定、女の子が
響に手を振っているのが
見えた。
とてもかわいい子で
私なんか比べるほどでもない。


よかった。
幸せそうで。


ぃっまでも
響の幸せを祈っているからね。


「ん??
どうかしたの??
あずみ。」


楓ちゃんに知られないように
私は平然を装った。

家に着くと
ガッシャーン!!

ガラスが割れる音が
外にまで響いてきて
びっくりして急いで
家の中に入った。