自ら話題ふっといて会話が
もうなくなってしまった。

こんなんなら、宿題
やってこなきゃよかった。

という変な後悔をした。


付き合った日、恋人同士に
なった私達は、陽太は私を
呼び捨てで呼んでくれた。


〝ありがとう、絢..〟


でもそれ以来は
1回もない。

少し距離感を感じてしまう。





「 緊張?? 」


昼休み、奈々に
相談に乗ってもらった。


「 うん..、なんか
付き合ってから緊張して

うまく会話
できないっつーか… 」

「 そっかあ 」


奈々は携帯を広げながら
呟く。