『奈緒~!!!』


『覚えててくれたんだ!真実、綺麗だよ!』


『覚えてるに決まってる!そのセリフ、昌に言われたいし!』


『あ~、はいはい。ノロケはいいから。ねねね、爪やってもいい?』


あれから奈緒はネイリストになったみたい。


よく雑誌に載ってて奈緒にネイルを頼もうと思うと予約がいっぱいで・・・


『やってくれるの?嬉しい!』


『真っ白なウエディングドレスだから薄いピンクかな?』


『奈緒が・・・立派になって・・・ぅぅ』


『私だって大人ですからね~!あ、ラメ発見!勝手に使いますよ~』



『ラメぐらいドーゾドーゾ。ねぇ、奈緒が来てるって事は・・・』


・・・やっぱり、来てるよね?


『ん?来てる来てる!昌くんのとこじゃないかな?呼んで来ようか?』