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「‥んっ‥‥。」
と体を起こし、目をこする。
熟睡していたみたいで、気付けば昼休み。
「じゃ‥‥そろそろ帰ろっかな」
とぼーっとする頭を起こし、いつものように帰る支度をする。
「冬、もう帰るのか?」
「うん。だってすることないし‥」
私の学校は午前中は授業。
午後からは、帰りたい人は帰り、そうでない人は自習をするというシステムになっている。
まあ残る人の大半は、友達と遊んでいるけれどね‥‥
私は、ここが気に入って入ったって言っても過言ではない。
それに私には用事があるから‥‥
「あっ!そういえば、カンちゃんがさっき冬呼んでいたぞ。」
「ありがと。じゃ職員室寄って帰るね。ばいばい。」
「んっ。じゃまた後でな‥」
要に微笑みをかえし、教室から出て、職員室に向かった。