●要side●

くっそ‥‥‥

不機嫌になりながら、冬とクラスへと、歩いて行く。

女の視線は慣れているから、あまり気にはしない。

でも、冬を見る男の視線は気になる。
きっと冬は気付いてないだろう。

そろそろ気付いてほしいと思うけど、まぁ無理だろう。それが冬だからな‥‥‥



それよりも、明らかに睨んでくる奴ら。
カラフルな頭。挑発的な視線。
きっと他のチームの奴らだろう。


軽く睨んでいると、こちらを見ている冬に気付き、すぐに表情を戻す。

「クラス入ろっか。」
冬を教室に入れ、振り向きもう一度睨み、教室に入った。






俺がSTAR LIGHTの幹部ということを、冬は知らない。
冬が離れていったら‥‥と思うと怖くて言えれなかった。

●要side 終わり●