謎が解けすっきりした私。
が、すぐに違うことを思いつき、

「‥‥ってことは、ここって、そのチームの人達が半分位いるってこと?」

要に恐る恐る尋ねた。

「あぁそうだな。恐らく6〜7割くらいだろ。髪黒くないやつで、チームの奴もいるからな。」

"私の高校生活大丈夫かな‥‥"と少し不安の表情を出すと

「俺が守るから心配すんなって。」

と、要が私の頭をポンポンしながら、言ってくれた。

「ありがとう‥‥」



話し込んでいて気付かなかったが、周りに人がいない。
しまったと思い要に

「どうしよう‥」
と尋ねると

「ん〜、じゃさぼろうぜ。多分大丈夫だろっ。」

私の腕を引っ張りながら、上へ繋がる階段へと進んで行く。

「えっ‥。ちょっ‥‥」

反坑しようにも引っ張られていくので上手くいかない。

着いた場所は屋上だった。