カチャ…



ベッドルームのドアを開けると、電気が付けっぱなしになっていた。


ベッドの上では、京介がスースーと寝息をたてながら子供のような顔で寝ている。


しかし、寝相は大の字だ。



「まったくも~京介のやつ、電気は付けっぱなしだし、第一真ん中で寝るやつがいるかっ」


ただでさえシングルベッドで狭いのに…。


雪乃は少しムッとする。