“で、誰が
子どもっぽいって?”
「だ、誰の話だっけ‥?
えへへっ‥」
“俺から言わせれば
100倍萌加の方が
子どもっぽいしっ”
「ひどーいっ」
“そこが可愛いんだよ”
「へ?!
もう1回言って!」
“もう言わないっ”
「なんでよ~!」
なんてね、
本当はちゃんと
聞こえてたけど
聞こえないふりをした。
“俺の事、ちゃんと
和哉って呼べよ。
彼女なんだからさ、
これ命令だから!”
「う、うん」
“じゃあ、
またメールするわ!”
家まで送ってくれた後、
帰っていった。
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