「ひゃ……っ!」 涙で濡れたままのネコを軽々抱き上げると、ベッドへとおろす。 張りつめていた 一本の糸が切れたように 激しく美桜を求めた――。 解いたマフラーをベッドの下に放り投げ 美桜の肌を隠す布を一枚ずつ、はぎ取っていく。 暗い部屋の中で浮かび上がるのは艶めかしく俺を誘う、美桜の白い肌。