和架が慌てて、連の前へと立った。

和「あんたらには、関係ないだろ。連に近付くな。」

ギロッと和架が男達を睨みつける。

男「威勢がいいじゃねぇか、和架。そんなに大切な女なのかよ?」

和「うるせぇよ。関係ねぇっつってんだろ。」

男「…生意気な口じゃねぇか。」

男も和架を睨み返す。

和「力でしか、黙らせられないお前らと違うからな。」

和架がにやりと笑った。

男「てめぇっ!!!!」

男が和架にバットを振り上げた瞬間。

翔「引っ込めって言ってんのが、わかんねぇのかぁぁぁ!!!」

翔が怒鳴った。

翔「いい加減にしろ、問題児が。
暴れるんなら、余所でやってくんねぇか?」

男「あぁ?」

智「迷惑なんだよ、こーゆーのはさ。何?警察に行きたいわけ?」

和「なら、喜んで。
俺が、警察にチクってあげますけど?」

潤「邪魔くさいよ、お前ら。」

雅「ねぇ、消えてくんないかな?」

人を傷つけるのがどんなに嫌いでも、大切な人を守る為なら、何でもする。

5人は、連がいればどんなときでも最強だ。