その日、連はみんなにたくさん色んなものを買ってもらった。

次の日、みんなでまったりと朝登校する。

みんな、教室が別々なので、廊下でさようならだ。

和「ほら、連。教室行きますよ。」

「はーい。」

それぞれが教室に入ろうとしたとき…

「ふざけてんじゃねぇぞ、ばーか!!!」

突然の大きな声。

和架は連を守るように、自分の後ろへ。

雅「…ミロ組だ。」

翔「まじで、大人しくしててくれよ…。」

雅音と翔が不安そうな顔で、ミロ組の教室を見付める。

ミロ組は、チュカ組、ティア組、ノア組とは少し離れた場所に教室がある。

「和架、」

和「大丈夫。俺が絶対、守るから。」

和架は泣きそうな顔をしている連を宥める。

潤「リーダー…。」

智「うん、今回はひどそうだね…。」

至って冷静な二人。

がしゃぁぁぁぁんっ!!!

机と机のぶつかり合う音、怒鳴り合う声は中々止まないようだ。

生憎、先生達は出張で今日はすべての授業が自習。

止める者は誰もいない。