和「俺らはどうしましょうかね?」

「いつ授業なの?」

翔「…連、数学って一限目じゃね?」

智「…ねぇ、数学ってすぐばってん付ける教師じゃなかったっけ?」

潤「なんつったっけか?」

雅「櫻乃(さくらの)?」

翔「…全国の櫻乃さんに謝れ。」

和「あーっと…、華桜(かおう)だ!」

華桜「呼びました?わーっかくんっ!」

にっこりと和架の後ろから、顔をだす女性。

女性の名前は華桜(かおう)。
みんなからは、華(はな)先生と呼ばれている。
男好きなのを知っている5人は華桜が苦手。
ちなみに、華桜のお気に入りは和架だ。


和「げっ…。」

華「あら〜?新しい子じゃないの!
なぁんで、華せんせに言ってくれないのよ〜!」

和「はいはい。華桜先生はどこかに行こうね。」

華「華ちゃんって、呼んでよ〜。和架くん。」

和「俺、ばばぁに興味ないっつってんじゃん。」

華「そんなこと言って〜!
先生、泣いちゃうぞ?」

和「…うざ。」

智「先生、授業はどうしたんですか?」

華「そーんなの、自習にしてきたのよっ!
和架くんのこと、探してたんだからぁ〜!」