和「ばぁか。違いますよ。
森の中で連がカプセルを開いて、誰かが連の手を握って引きずり込むんです。

空の住民だから、小さくなって入ることができる。」

雅「俺は手続きが必要だったもん!!」

和「空の住民じゃあないからね。手続きしないと、入ることが出来ない。」

「そんなに簡単に入れちゃうんだねぇ〜。」

智「うん、簡単だよ。
でも、連が入るとカプセルの持ち主がいなくなる。
だから、森の中でやれば中々見つからないでしょ?」

「なるほどね!」

翔「カプセルは、持ち主がいなくなると自動的に消えるんだけど、主人がカプセルに入ってるときは別になるんだよ。」

潤「誰かに拾われそうになったら、カプセルが勝手に爆発するようになる。」

和「そしたら、中からカプセルを作って主人がちゃんと出入りできるようにすんの。」

「ほえ〜…凄いね?」

雅「さて!誰が連と手を繋ぐが決めましょう!!」

智「ぇ、おいらでしょ?」

和「はぁ?俺に決まってるでしょうが。」

翔「俺だろ!説明したのは俺だし!」

潤「俺だから。翔はヘタレなんだから黙ってて。」

翔「ヘタレじゃねぇ!」