「ばかっ!!やっぱり、みんなだって一緒っ!!
私のことわかってない癖にわかってる振りするんだっ!!わからないならわからないって言ってよぉっ!」

智「連、違うよ?」

「何が違うのぉっ!」

ぐすぐすと泣き出す連を智が宥める。

「ひくっ、だってっ、みんながぁっ!」

潤「ごめんな。でも、カプセルの住民には決りごとがあるんだよ。」

雅「…俺はそれ、すきじゃないもん。」

翔「…ごめん。連、悲しかったよな…。」

「ひくっ、決りごとってっ、なぁにっ?」

和「ほんとは主人には敬語で仕えるのがルールなんだよ。でも、連がいいって言ったからタメなんだ。
もし、主人が偉い身分であれば尚更…ね。」

「私はっ、やなのぉっ!」

智「うん、ごめんね。
雅音は、主人の思う通りにしたいから、このルール嫌いなんだよ。」

雅「…俺は連とこの関係がいいんだもん。
上下関係なしに、仲いいまんまがいいんだもん。」

「まさぁっ!!」

ぎゅうっと抱き着く。

雅「だって、寂しいもんね…?」

「うんっ…!」