雅「連の父さんはらん様で、母さんはりん様…。」

翔「まじで?連の家って、あのでっかい城?」

「うん!私ね、たくさん迷子になるから、いつも近くに付き人がいたの!」

和「…連様、今までの無礼をお許し下さい。」

潤「申し訳ございませんでした。」

智「これからは、なんなりとお申しつけ下さい。」

翔「連様の為に全力を尽くしますので。」

雅「ねぇ…?それやっても、連は喜ばないと思うんだけどなぁ。」

「…もう雅音以外いらないんだから。
やっぱり、みんなもそうやってお姫様扱いするんだ!
それが嫌だったから、抜け出して来たのに!

天使になる為の旅なんかおまけで、自分を見付けたかったから、お城を抜け出したのに!」

和「連…。」