翔「俺は連が話してくれるんだったら、すげえ聞きたい…かも。」

智「…おいらは正直、聞いてみたい。」

「今まで、嘘ついてきたようなものだから。」

和「…。」

「みんなには…、ちゃんと謝んないとね!」

和「…んなこと言うなよ。
お前が俺らを守りたいから、嘘ついてきたんだろ?
なら、俺らは連に謝ってほしくないし、逆に謝ってもらっちゃ困る。」

「…謝らせて。私が悪いの。みんなのことっ
「うるさい。俺が言ってんです。嘘なんかない。」
わっかぁっ…。」

和「泣かないでよ。」

和架がくすっと笑う。

雅「無理に言わなくていいし、連がほんとに伝えたいときに言ってほしいんだけどな、俺は。」

「聞いてっ、欲しいのっ。
これ以上我が儘言わないからぁっ!」

潤「でも、連…。」

「いやなのぉっ!」

智「聞いてあげよ?
実際、みんなも気になってるんでしょ?」

翔「確かに…。」

「聞いてっ、くれるっ?
私、泣いちゃうかもだけど、それでもっ今っ…。」

和「聞いたげる。だから、泣き止んで。」