今日も晴天。

青空をふわふわと一羽の鳥が飛ぶ。

「気持ちい〜!」

「こら、連!暴れないでよ!落とすよ?」

「飛鳥、ひっどい!今日は、カプセルから誰が出て来るんだろね?」

「そろそろ、翔を出してあげたら?」

「翔ぅ〜?だって、言う事難しいんだもん。」

「翔だって、一生懸命伝えようとしてるじゃん。」

「まぁね?でも、翔は雅音と違うもん。」

「連は雅音の事、大好きだもんね?」

「いつもね、笑わせてくれるの。みんな、大好きだけどねっ!」

「とにかくっ!か・け・る・を!!出してあげて!」

「はぁい…。」

「ほら、次の街だ。」

「じゃあ、おりて探検しようか!」

「りょーかい。」

飛鳥は羽を畳み、地面へと着地。

「飛鳥、ありがとう。」

「はいよ。」

飛鳥をカプセルの中にしまい、赤色のカプセルを取り出す。

ちなみに、和架は黄色、潤瀬は紫色、雅音は緑色のカプセルだ。

「いでよ、翔。」

ぽんっとカプセルの中から10㎝ほどの少年。
爽やか系だ。

「やぁーっっと、でれたぁぁあ〜!!」

「久しぶり、翔。」