「い゙てっ…!!!」

啓がしゃがみこむ。



「あんた…、それ以上言ったら殺す。」



「ひかるちゃんっ!!」


ギュッとひかるに抱きついた私。



「雨芽ー♪こんな奴、気にすんなよー。」

ひかるが私の頭を撫でて言う。


「もう、忘れたもん。」

私がニッコリ笑って言った。


「…くそっ…、お前卑怯だぞ!?
ひかるは、関係ねーだろ!!」


啓が立ち上がって言う。


「しつこいなあ…。」


「……お前、調子のんなよ!?
またぶったたいてやるからな!?」


「もう、そのぐらいにしたら?啓。」


啓の頭をポンポンと叩く。