友達なら終わりが来ないから。


でも女として見てもらえない。


そこくらいだよね、欠点は、うん。



「やっべえー。先生とかいるし。」


智哉の大きな背中から覗いた校門には先生たちが立っている。



「風紀の先生たちじゃん!やばいっ」


早く降りなきゃ。


2ケツ怒られるっ。


降りようとした瞬間に声を掛けられた。