瞬く間にまた一年は経って



私が高校を卒業する時期になった。



智哉は頑張って治療をして



その合間を縫って


単位を取っていた。



智哉ともう少しで卒業できるんだ!



智哉の言葉を思い出しては



ひとりでニヤけてしまう。