スラスラと公式を書く智哉。



「ここが、こーだから。こーなるだろ。」



智哉・・・書くの早いっ。


「あ、全然わかんないよぉ。早いってば。」



書く手を止めて智哉は私のほうへ歩いてきた。



そして私の机の前の椅子に座る。



「だから、ここがこう。」