「乗れよ!」


智哉の自転車に乗せてもらって一安心。


いつもこんな感じだなあ・・。



世話かけてばっかりだし。



「智哉ごめんね。」



智哉は驚いた顔をして振り返る。



「素直だなー。平気だよ。友達じゃん。」



友達。


苦しめるのはその関係だった。