「本当に私でいいの・・?」


涙で歪んだ世界に


智哉は優しく笑ってたたずむ。


「お前じゃなきゃだめなんだよ。


 お前以上のヤツなんてこの世にいねぇよ。」



抱き締めてくれる智哉の体温が


智哉が居てくれる証だと感じた。



こんなにも愛しくて



こんなにも大切な人が



私を抱き締めてくれているんだ。