鉛色の雲から覗く光が海を照らす。


そこだけが澄んで青く見えた。



俺が連れてきたかった理由を


澪に伝えた。



てっきりバカにするもんだと思って


わざと真面目に言ってみると


澪はバカにしなかった。



澪の頬に一筋の涙がつたう。


俺がもし君に永遠を誓えたなら


それは揺るぎない愛となる。



ごめんな・・。