莉央は驚いた様子で俺を見ている。


俺はなんでもできるんだよ。



好きでもない奴を抱くことも


キスをすることも。



最低な男をどこまでも究めて演じてやる。


「壱と重ねて俺に抱かれればいい。」


俺は呟いた。