「澪可愛いでしょ?智哉クン顔真っ赤にしちゃってー。」


俺は莉央のことを押し倒した。


ベッドがきしむ。



自分でもわかってるよ。


澪のこと好きなのに


他の奴と付き合うなんて矛盾してるだろ?



「・・・できっこないくせに。」


泣いてるようにも見える莉央が無理やり笑っている。



俺は黙ってキスをした。