私は苺みるくを流し込んだ。


甘い。



けど味があんまりわからない。



智哉の話す言葉も


苺みるくの味も今の私にはわからなかった。




「俺も飲みたい。」


智哉が差し伸べてきた手を




私は



振り払った。