「……突然すいません」


暫くするとユーヤはあたしからそっと手を離した。


その途端ユーヤの体の熱がなくなり急に寂しくなる。


陽に抱かれそうになった時、心の底から嫌で仕方なかった。


SEXや男との触れ合いに嫌悪感を抱いていたはずだった。


それなのに、ユーヤは違った。


もっと触れて欲しい。


触れたい。


ユーヤの全てが欲しくなる。