以前だったら陽は必ずあたしを家の前まで送り届けてくれた。


「アリサが心配だから」


でもそんな優しい陽はもういない。


あたしを家政婦代わりに使い気が向いたときだけモノのように抱く。


愛など感じられない自分勝手で一方的なセックス。


あたしは陽に求められることに苦痛を感じていた。