「ムカつくんだょ!憎かったんだょ!頭ゎいいし!テニス強いし!だから…お前にゎ失うものがない。だから…切ってやったょ!お前のアキレス腱!」



はぁ…?

何.言ってんだ?



「お前ゎもうテニス出来ないから!ぢぁーなっ!不様なっ.不様なっ.八木 瑞希くん!笑」



俺ゎ全力で叫んだ。



「てめえー!ふざけんなー!おぃ…!待てょ!」



─── バンッ ───



俺の声とともに屋上の扉がしまった。