『ちょっと…!?』

「一緒に寝よっか♪」


…なんでそうなるの。


布団の中から伸びてきた手に腕を引っ張られ、すっぽりと莉夜に抱かれた格好になった。


『…莉夜意外にデカい』

「そうかな?167センチしかないけど」


負けた。あたし165!!


でも女の子の中では大きいほうだもん。


『てか、離せ。キモイなー』

「イヤー♪美玲ちゃんあったかい」


腕を精一杯伸ばして莉夜を押すけど、全然動かない。


てか尚更くっついた感じがするのは、あたしの勘違い?


あー、キモイ!!離せ!!