緩く着くずした制服。顔はかなりのイケメン。でも、少し可愛い感じもする。


耳にはピアスをしてて、チャラそうにも見えるけど、笑顔を見ると悪いやつではなさそう。


「なぁ?聞いてる?」


キョトンとしながら僕の顔を覗き込んでくる顔は、まさにモテるやつの顔。


『カッコいい…』

「…は?ちょ、ちょっと?照れんだけど…。つーかあんたに言われても嬉しくねぇし!!」


ついつい口から出て来た本音に、顔を真っ赤にして照れている。


あれ、意外に純粋?