恥ずかしそうに、そして不安げに眉を下げて言う星夜君。


「もちろんいいよ」と、微笑んで言えば「やったぁ」と可愛く呟く星夜君。


「お姉ちゃんっ!!」


いきなり布団から出てきた星夜君は、ギュウッとあたしに抱き付いて極上の笑顔であたしを見上げてきた。


か…かわいい。


さっきまでの警戒感剥き出しな星夜君は、今では人懐っこい子犬。


「お姉ちゃん♪」


嬉しそうに何度も呟く星夜君を見てると、本当に弟が出来たみたいで嬉しくなった。


一人っ子だから分からないけど、弟がいたらこんな感じなのかな?


と、星夜君の頭を撫でながら癒やされまくったあたし。


ほんと、可愛い。