「おい!紗茅!
 見てみろよ!大が女の子
     二人連れて来たぞ!」




雅人が指差すを方を見た。



「えっ!ホントだぁ!
 大ちゃんやるぅ!
 あっでも・・・あれって・・・」



1番ダメだと思ってた大ちゃんが、カワイイ水着の女の子二人連れて来た。



「いやぁ、参ったなぁ♪
    僕が1番かな?」



「ねぇ、二人とも・・・
     何歳なの?」

あたしは体つきを見て聞いた。




「中1です」



「犯罪!」「犯罪!」

あたしと雅人は、声を揃えて大ちゃんに言った。




「え〜!別にいいじゃーん!」




「まぁ、大ちゃんに高校生連れて
   来いってのが無理かぁ」



「だなー」



「大ちゃん!かき氷食べよっ♪」



「おぅっ!俺買って来るぞー♪」



中学生の女の子は二人で雅人を見て、恥ずかしそうにヒソヒソと話しをてる。



「この人はダメよー。
 おねぇさんのだからね」



「そ!
 おねぇさんのだから取ったり
 したらぶち殺されるわよ〜♪」




雅人が、あたしの肩を抱きながらそう言った。