「なんであいつと?
そのいまさっきの・・・」
雅人は後ろの窓の方を親指で指差した。
「タイミングかなぁ」
「俺っていっつも
タイミングがわりーな。
あっ、今がチャンスかもだ!」
「だねー」
「お!ってことは・・・」
突然、あたしの方に顔を近づけて囁いた。
「もしかして
俺にもチャンスが?」
「はは。かもねっ」
「よっしゃあー!」
「雅人ってあれだね。
食器洗いの
『スポンジ』みたいだよね」
「なんだそれ?」
「なんでもかんでも
吸収してくれるから」
あたしの涙まで・・・
「すっきりしたか?」
「うん。ありがと」
雅人は、無駄におちゃらけてた訳じゃない。
必死で雰囲気を明るくしてくれようとしてるのが痛いほどわかって、とっても嬉しかった。
そのいまさっきの・・・」
雅人は後ろの窓の方を親指で指差した。
「タイミングかなぁ」
「俺っていっつも
タイミングがわりーな。
あっ、今がチャンスかもだ!」
「だねー」
「お!ってことは・・・」
突然、あたしの方に顔を近づけて囁いた。
「もしかして
俺にもチャンスが?」
「はは。かもねっ」
「よっしゃあー!」
「雅人ってあれだね。
食器洗いの
『スポンジ』みたいだよね」
「なんだそれ?」
「なんでもかんでも
吸収してくれるから」
あたしの涙まで・・・
「すっきりしたか?」
「うん。ありがと」
雅人は、無駄におちゃらけてた訳じゃない。
必死で雰囲気を明るくしてくれようとしてるのが痛いほどわかって、とっても嬉しかった。