今日も、バイトが終わってママが入院してる病院へ向かった。
病院までの道のりは、徒歩15分といったところ。
「ん〜歩いて行くかぁ・・・」
病院までの交通費を節約する為に、てくてくと歩いた。
あ〜痛い。
足パンパンだよ・・・
でも、こんなことで痛いなんて言ってらんないや。
ママのほうがもっと苦しいんだから・・・
――15分経ち、やっと病院に着いた。
夜間緊急用出入口の守衛室には、何か書き物をしている守衛のおじさんが座っていた。
「おじさん、こんばんは♪
はい、いつものお弁当」
コンビニで残ったお弁当をもらった時には、おじさんにいつも持ってきてあげている。
「おー、いつもすまんな!
毎日ご苦労さん!」
守衛のおじさんとはもう仲良し。
このおじさんとは色々あって、遅い時間でも中には顔パスで入ることができるようになった。
病院内には消毒の匂いが漂う。
昔は好きだったこの匂いも今はなんだか苦手・・・
――エレベーターの『↑』を押すとドアが開いた。
――『3』のボタンを押し、ドアが閉まる。
はぁぁ・・・
ママ起きてるかなぁ・・・
――チンッ!
3階に着くと、廊下はもうシーンとしていた。
「スーッ・・・ハーッ・・・」
病室に入る前に深呼吸した。
これはママの前で泣かない為の、あたしなりの気合い入れ。
――カラカラカラ・・・
ゆっくりとドアを開けママの様子をうかがった。
「ママ〜?」
「・・・・・・」
「もう、眠っちゃったかぁ・・・」
話したいこといっぱいあったんだけどなぁ・・・
病院までの道のりは、徒歩15分といったところ。
「ん〜歩いて行くかぁ・・・」
病院までの交通費を節約する為に、てくてくと歩いた。
あ〜痛い。
足パンパンだよ・・・
でも、こんなことで痛いなんて言ってらんないや。
ママのほうがもっと苦しいんだから・・・
――15分経ち、やっと病院に着いた。
夜間緊急用出入口の守衛室には、何か書き物をしている守衛のおじさんが座っていた。
「おじさん、こんばんは♪
はい、いつものお弁当」
コンビニで残ったお弁当をもらった時には、おじさんにいつも持ってきてあげている。
「おー、いつもすまんな!
毎日ご苦労さん!」
守衛のおじさんとはもう仲良し。
このおじさんとは色々あって、遅い時間でも中には顔パスで入ることができるようになった。
病院内には消毒の匂いが漂う。
昔は好きだったこの匂いも今はなんだか苦手・・・
――エレベーターの『↑』を押すとドアが開いた。
――『3』のボタンを押し、ドアが閉まる。
はぁぁ・・・
ママ起きてるかなぁ・・・
――チンッ!
3階に着くと、廊下はもうシーンとしていた。
「スーッ・・・ハーッ・・・」
病室に入る前に深呼吸した。
これはママの前で泣かない為の、あたしなりの気合い入れ。
――カラカラカラ・・・
ゆっくりとドアを開けママの様子をうかがった。
「ママ〜?」
「・・・・・・」
「もう、眠っちゃったかぁ・・・」
話したいこといっぱいあったんだけどなぁ・・・