そして俺は気づいたら平山さんと一緒にベッドに倒れこんだ。
そして俺は.....
生徒、平山香奈とやってしまった。
10分ぐらいして我に帰り、止めた。
「.....ごめん.....」
平山さんは首を横に振った。
「暗くなっちゃったし、送ってくよ!」
「いえ、大丈夫です!1人で帰れます!」
「そっか。じゃあさよなら!」
「さよなら!」
そして平山さんが保健室を出ようとした瞬間、大事な事を思い出した。
「あの.....」
俺はいそいで平山さんを呼び止めた。
「今日の事と付き合ってるって秘密だよ?」
「わかってます!じゃあさようなら!!」
「さようなら!」
そうだよね。平山さんが言う訳ないよね!
今日から平山さんの彼氏かぁ~♪
嬉しいなぁ♪
大事にしなきゃ!!!
次の日・
麻紀は親友だし、仲のいい友達だから昨日のことを全部話した。
「昨日、私体育の時間に倒れちゃって保健室に運ばれて~!」
「えっ!?んでどうなったの?」
「目が覚めたら保健室のベッドの上で雄輔先生がいてダイエットの理由話したら抱きしめられて....」
「抱きしめられて....?」
「キスして....」
「きっ、キス!?!?」
「声がでかい!!!!」
「あっ、ごめん...。んで?」
「んで、初体験した!初体験って意味わかるよね?」
「はっ、はっ、初体験!?初体験ってその...セッ●スのこと!?」
「うん!」
「え”~!?!?まじで!?」
「まじ!!それで、付き合ってくれる?って言われた♪」
「えっ!?じゃあ付き合うの!?」
「当たり前じゃん!あっ、このこと麻紀にしか言ってないから絶対に秘密だよ?先生と生徒が付き合ってるって知られたら引き離されちゃう・・・・」
そうだよ~。。
このことバレたら先生は学校辞めさせられちゃうし、私なんかどうなることだか・・・・。
「当たり前!!絶対に秘密にする!!」
「絶対だからね!」
「うん!絶対!!」
「ありがと♪」
そして私はテンションが高いまま学校に着いた。
「おはよぉ!葵~!!」
「あっ、おはよう....?どうしたの?そんなテンション高くて.....?」
「あっ、いやっ、別に~♪」
「そっ、そう!あっ、昨日村中君に告白したよ!」
「えっ!んでどうだった!?」
「・・・・OKだって♪♪」
「本当に~!?」
「うん♪あと、俺も好き...って言われた!!」
「えっ!?」
好きな人って葵のことだったんだ!!
「よかったじゃ~ん!!!♪」
「うん♪ありがと!!あっ、昨日体育中倒れたけど平気!?」
「あっ!全然平気!!もうダイエットやめた!」
「そっか!そのほうがいいよ!先生も心配してたし!!」
「えっ!?ホントに!?」
葵の話によると、
校庭をランニングしてる途中急に倒れて、周りの子達が先生呼んだらすぐ駆けつけてきて私の名前、何回も呼んだらしいんだけど意識は戻らなかったから、雄輔先生が急いでお姫様抱っこして保健室まで運んでいったらしい。
「そうなの!?」
お姫様抱っこって....
超-----嬉しい♪♪
「そうだよ!」
「なんか...嬉しい...」
「そのあと、先生となんかあった!?」
「へっ!?とっ、特にないよ?」
「そうなんだぁ~!!チャンスだったのに!!」
「まっ、まぁね....!!」
やば~!
今言いそうになった(汗
やばいやばい!!(汗
あ~、先生と話したいな~!!
せっかく付き合ってるんだから話したいよ~・・・。
でも先生と生徒の関係だから許されないんだよね・・・・。
ばれた瞬間私は退学、先生は退職だと思うし。
なんで先生と生徒の恋はダメなんだろう.....。
でもやっぱ付き合ってるから話したい~~~!!
あっ!!そうだ!!!
昨日のお礼言いに行こっ★
しばらく廊下を歩いていると雄輔先生を発見した。
雄輔先生いたぁ~♪
「雄輔先生~!!」
と、叫びながら雄輔先生のもとへ走った。
「あっ、平山さん!!こんにちは☆」
「こんにちは♪」
私はきっと顔の表情はニヤニヤしてるだろう。
「あのぉ、昨日はありがとうございました!」
「あぁ、いいや、あれは先生として当たり前の事ですよ!」
「ありがとうございます☆」
「先生も...昨日はスイマセンでした。」
「あっ、いえ!気にしてませんよ!」
「ありがとうございます!じゃあそろそろ怪しまれるんでまたあとで!」
「はい!失礼します!!」
いえ~い☆
雄輔先生とお話できたぁ~♪
やっぱ幸せだなぁ♪
掃除の時間・
あ~、掃除かったるいわぁ~。
雄輔先生に会いたいよ~....!
そんなことを思っていると、自分の名前を呼ばれた。
「平山さん!」
この声は.....もしかして.....
後ろを振り向くと...
雄輔先生だぁ!!