私と雄輔先生は電車の中でほとんど喋らなかった。




緊張しちゃって何も喋りかけられなかった。



本当は喋りかけたかったんだけど恥ずかしくて喋りかけられなかった。




多分、雄輔先生もそうだと思う・・・。






そんな中、1時間が経ち、あっという間に目的の遊園地に着いてしまった。




「もう着いちゃいましたね!」



私から話を切り出す。



「早かったですね!」

「でもすごい人の数じゃないですか!?」

「確かにそうですね・・・」

「迷子にならなきゃいいけど・・・・」