隣に歩く葵の顔をチラリと見る。 綺麗な顔つき、透き通った瞳。 何かも完璧な葵…。 ……。 それに比べ私って…υ 1人でショックを受ける。 「何、百面相してんの」 「ひゃ、百面相!!そんなのしてないわよ!」 いや、してたかも。 「まぁ、お前はもともと変な顔してるから大丈夫だよ。」 「ひどいっ!そこまで言わなくていいでしょう。」